みんなおつかれー、えもんです。
今日は早稲田の留学制度について簡単にまとめてみようかな。
俺も早稲田在学中はSILSの友達も多かったから、留学は行って当たり前的な!?雰囲気もあってね。
振り返ってみれば、留学に憧れて毎日過ごしていたといっても過言ではないくらい。
で、いざ自分も留学をしようと決意して、色々調べてみようとは思ったんだけど、そもそも情報量が多すぎるし、最初は何がなんだかさっぱりで。。。
とはいうものの、超ざっくり言うと以下の2種類。
種類 | 行先 | 学費 | 単位 |
①交換留学 | 早稲田大学が提携している学校の中から選択 | 早稲田に支払っている学費で賄われる | 交換OK(な場合が多い) |
②私費留学 | 自分が行きたい学校(大学、語学学校等)を選択 | 現地価格で学費を支払う | 交換OKなものもあるが、NGも多いから注意 |
①交換留学は、早稲田が提携している大学に行くパターン。
その代わり、単位の交換ができたり、学費も早稲田に支払っている分だけで済む。
要は、普通に4年間早稲田に通う内の1年間を提携先の大学で過ごすっていうイメージでOK。
国際教養学部のプログラムなんかはほぼこれ。
ただ、他の学部の人たちがこの制度を利用したいと思ったら、所定の時期に自分で留学センターに行って申し込む必要があるからしっかり確認しておこう。
日本の大学って、4月から始まる場合が多いけど、アメリカであれば9月スタートが主流で、国によってタイミングは異なるので要チェック。
そもそも留学の申請っていうのはさ、行きたいと思う年月から逆算して、1年半~1年前までには申請をしておく必要があるのね。
で、一番多いのは1年生の秋から準備を始めて、2年生の9月~3年の8月まで1年間アメリカに留学。
3年の夏に帰国して、そこから就活の準備を始めて、4年の春には内定をもらう。
4年の夏休みで留学先を再訪したり、培った英語力で海外を旅したり。
大体そんな学生が多いかな。
②の私費留学は、早稲田が提携していない大学や語学学校に全部自腹かつ申請等も自分で用意するパターン。
その代わり、行先は自分で自由に決められるし、留学時期も自分のタイミングで決められるのがメリット。
もちろん、大学に留学した場合は単位認定や在籍年数にカウントしてくれる場合もあるけど、語学学校の場合は対象外になるケースが大半。
その辺はしっかり確認しておかないと、4年で卒業することが難しくなるので各学部のHPや事務所でしっかり確認しておこう。
ってことで、どちらも一長一短なんだけどさ、やっぱりお金の面だったり、単位算入してくれる交換留学制度のほうが、圧倒的にお得だし、4年で卒業しようと思ったら絶対有利!
例えば、私費留学で民間のエージェントとか使うと、間に業者が入る分、手数料とかがっつり持っていかれるしね。
一方、交換留学だとそんなことはないし、大学の留学センターの人たちがサポートしてくれたり、ゼミや学部の先輩たちも教えてくれるから正直迷う理由はない。
絶対①交換留学がオヌヌメ!!!
繰り返しになるけど、留学には、大学の協定校に行って勉強する交換留学と、協定がなかったり、個人的に行ってみたい学校を選ぶ私費留学の2種類がある。
※語学学校とか短期留学とかは私費留学に入る。
詳しくは早稲田の「留学プログラム」を見てみて!
【早稲田大学_留学センターHP】
https://www.waseda.jp/inst/cie/from-waseda/abroad
(1)Double Degree Programs(DD)
(2)Exchange Programs(EX)
(3)Customized Study Programs(CS)
交換留学
そもそも早稲田ってさ、世界にある約250校の大学と提携していて、その中で行きたい学校があれば早稲田の学費を納めてるだけで、一年間留学できちゃうのよ。
ただ、もちろん全員が希望の学校に行けるわけじゃなくて、成績や志望動機、応募が殺到した場合は抽選になったりもするので、実際に申し込むときは、大体第3~4希望くらいまで書いて応募するケースが多い。
やっぱり日本人って結構ミーハーでさ、一番人気はアメリカで、特に西海岸の学校は応募する人が多いから、俺の周りでも抽選漏れしたやつとか結構いたのは事実。
西海岸って、アメリカの中でもアジア系も多いから割と治安もいいし、温暖な気候で過ごしやすいから、ロサンゼルスとかオレゴンあたりは確か殺到してたな。
もうちょっと北のシアトルとかも治安が良くて人気も高い。
とはいうものの、西海岸は日本人の学生がめちゃくちゃ多いし、せっかく留学しても、日本人同士でつるんで全然英語うまくならなかったっていう人もいるから、英語漬けになりたいっていう人は、思い切って東の方を攻めてみてもいいかもね!
だってニューヨークで生活するって、普通に考えたら破産するくらい物価高いじゃん。
それが早稲田の学費と、現地の学生寮と生活費だけで済むって考えたら超お得。
しかも、会社に入ってから、出向でニューヨーク駐在なんていう機会でさえほとんどないだろうから、こんなチャンスは今しかないのも事実。
アメリカの大学なんかさ、1年間で学費500万とか平気でするじゃん!?そもそも早稲田の学費で済むっていうのはめちゃめちゃコスパ高いわけよ。
あとは、現地で取得した単位は日本に持って帰ってこれるから、留年の心配だってない。
しかも英語ペラペラになって帰ってくるんだから、就活にも有利。
会社に入っても、英語できればモテるし、六本木遊びに行っても女の子に格好いいとこ見せられる。
そんな卑猥な動機だっていいのよ。
英語できたらマジで世界と股間は膨らむ一方だぜ。
交換留学制度を利用しない理由はないぞ諸君!!
【行先によって、留学時期も異なるからしっかり確認しておこう!】
◆前期募集(翌年の春出発)5月:韓国・中南米の一部・オセアニアが対象
◆後期募集(翌年の秋出発)10月 :前期募集対象プログラム以外のほとんどの地域
私費留学
ってことで、交換留学がオヌヌメ!っていうのはわかったんだけどさ、例えば、行きたい大学が提携していなかったとか、自分が行きたいと思ったタイミングが交換留学の申請時期とあわなかったとか、夏休みとかの長期休みだけ、ちょっとだけ留学してみたいなって言う人もいると思うんだ!?
実際俺も行きたいと思ったときには、大学2年の夏頃になっていてタイミングを逃してたんだよね。
そこから、翌年の交換留学に申し込んだら普通に4年で卒業できないかなと思ったのと、別に留学して何か勉強したいっていうよりかは、英語ペラペラになれればいいかなってしか思っていなかったから、大学2年が終わる頃に、ニュージーランドの語学学校を自分で手配。
なぜニュージーランド選んだかっていうのは、英語も勉強できるし、本場でラグビーやりたいなって思ったから。
ちなみに語学学校っていうのは、所詮民間が経営している学校だから、学生VISAとって普通に授業料だけ納めれば時期にかかわらず誰でも入学可能。
で、大学2年の期末試験が終わって3月頃、いざニュージーランドへ出発したってわけ。
現地についてからの生活は、午前中は語学学校で英語勉強して、昼からラグビーしてっていうのを約10か月程度続けた感じ。
まぁそんな俺の経験は置いておいて、気になるのは語学学校の学費がいくらかかったかっていうと大体こんな感じ。
1週間250$×4週間=1,000$
1$=66.23円(2020/03/11時点)
1,000$×66.23円=1か月66,230円
66,230円×10か月=662,300円
今のレートでドル円換算すると、約1年間通ってかかった学費は70万円ってとこ。
どう!?
まぁ、早稲田に1年間通ったと思えば、語学学校の学費って割と安く済むよね。
で、その間の早稲田の学費がどうなるかっていうと、通常の休学は1年間の学費の半分を在籍費用として早稲田に納める必要があるんだけど、長期留学の場合は”免除”になるのよ。
ただ、語学学校だけでは単位の参入ができないので、実質大学5年生まで通う必要があるから結局余分に1年間分学費が発生してしまうから注意が必要。
※ストレートで卒業した場合の学費/交換留学した場合の学費
1年:80万円
2年:80万円
3年:80万円
4年:80万円
合計:320万円
※語学学校や私費留学した場合の学費
1年:80万円
2年:80万円
3年:80万円
語学学校:70万円
4年:80万円
合計:390万円
ん~、やっぱりどう考えてももったいなかった笑
で、あとは生活費か!
語学学校の場合は大学のように学生寮もないから、ホームステイを選択した場合で考えてみよう。
大体1週間200$くらいだったかな。
200$×4週間=800$
1$=66.23円(2020/03/11時点)
800$×66.23円=1か月52,984円
52,984円×10か月=529,840円
なので、学費と滞在費を合わせて120~130万円程度。
それに生活費で月に5万円として、5万円×10か月=約50万円
「学費70万円+ホームステイ55万円+生活費50万円=175万円」
ということで、1年間ニュージーランドに語学留学してかかるお金はそんな感じ。
高いと思うか、それくらいで済むと思うか。。。
まぁ、普通に東京で一年間生活したと思えば、割と安く済んだかなって言うのが俺の正直な感想。
だって、東京で一人暮らししたら家賃だけで年間100万円くらいかかるし、それに学費と生活費合わせたら余裕で200万円以上かかるしね。
しかも、英語もペラペラになって帰ってきたし、大好きなラグビーを本場で1シーズン経験できたし、振り返ってみれば支払った以上の経験はできたと思う。
ただ、唯一のデメリットは単位を持って帰ってこれなかったってこと。
交換留学っていうのは、現地の大学で勉強するから互換が可能な場合も多いんだけど、語学学校っていうのは、ただ外国人が集まって英語を勉強するだけなので、早稲田に帰ってきても単位認定してくれることはほぼない。
なので、結局4年間で卒業するっていうのは叶わなくて、結果的に留年することになったんだけど、たった1年くらいの差は別に就活でも不利にはならなかったよ。
なんなら、他の学生より話すネタがいっぱいあったからむしろ有利だったし、交換留学っていうより、自分の力でどうしてもニュージーランドに行ってラグビーをやりたかったっていうエピソードのほうが強烈に面接官に刺さったから就活も割とすんなりいったしね。
あとはそうだな、大学に通ってたら当然課題やレポートもあっただろうし、勉強に持っていかれる時間が多かったと思うんだけど、語学学校の場合は割と遊びの延長だから、授業終わったらみんなで酒飲んだり、好きにラグビーできたからそれはそれで良かった。
留学奨学金
ということで、ざっくり交換留学と私費留学の2種類あるのはわかったけど、結局どちらを選択してもついてくるのはお金の心配。。。
留学したくても金がないんじゃ話にならんしね。
そんな時に役に立つのが奨学金!
この奨学金もざっくり2種類あって、ちゃんと知っておこうな。
◆給付型:返さなくてもいいやつ。事実上のお小遣い。
◆貸付型:返さなきゃいけないやつ。奨学金という名の借金。
給付型で言えば、成績優秀者用に大学で用意してるものもあれば、一般の財団に応募するものもあるからしっかり確認しておこう。
もしどうしても給付型の奨学金がもらえなかったていう人に、貸付型の方で、日本学生支援機構から奨学金という名のローンをすることもできるんけど、当たり前だけど、返さなきゃいけないやつだからさ、絶対借りちゃダメ。
留学して早稲田卒業できれば、いい会社に入って余裕で1,000万円プレーヤーにもなれるけど、正直借金してまで留学するもんじゃないと思う。
奨学金借りてた俺がいうのもなんだけど、サラリーマンなってから、最初のころは返済地獄で結構生活カツカツだったからさ。
できるなら親に借りるとか、大学入ってからコツコツバイトとかして貯めておこう。
大学3年で留学する場合、それまで2年間あるわけじゃん。
コツコツバイトして、月に5万円、年間60万円を2年間続ければ、留学先でも十分に遊べるくらいのお金になるしね。
まぁ、留学先や今在籍してる学部によって変わったりもするんだけど、何といっても、奨学金をもらうための条件としては、成績いいことが最低条件になるから、まずは日々の勉強にしっかり時間を割こう。
努力せずに選ぶの権利ない奴が、何を言っても話にならん!
学生の本業は勉強とおせっくす!
何が言いたいって
色々書いたけど、留学は2種類「交換留学」か「私費留学」。
奨学金も「給付型」と「貸付型」の2種類。
最強の組み合わせは「交換留学」と「給付型」の奨学金をもらうこと。
これができれば、お金の面でいえば、普通に早稲田に通う4年間の内の1年を海外で生活することができて、帰国後は英語ペラペラ。そして、ストレートで卒業できて就活も全然困らない。
こういうのって、ほんと知ってるか知らないの違いだけでさ、周りに教えてくれる人がいたら俺も人生変わってたんだろうな。
俺は真逆の「私費留学」と「貸付型」の奨学金でニュージーランド留学したからサラリーマンになった今、良き思い出とは裏腹に返済地獄に苛まれてるからね。
留学生活マジで楽しいぞ!
パツキンのチャンネーとワンチャンあるし、寂しいもの同士の日本人とくっついたりしてさ。
頑張れ大学生!!なんかあったらいつでも相談に乗るぞ!!
一生に一度の大学生活、生かすも殺すも自分次第だー!