みんなおつかれ~。
今日は給料の話でもしてみようかな。
とりあえず3・4年生あたりで、これから社会人になる人の参考になればいいかと。
今就活してる人で、企業の募集要項とかみながら
あの会社のほうが初任給いいから、
あっち受けようとか、こっち受けようとか考えてると思うんだけど。
大体の給料の仕組みを簡単に書いてみるね。
本来、労働者は労務の提供をして、その対価として会社は賃金を支払うっていうのが
労働法の根本的な考え方がなんだけど、それはいったん置いておいて。。。
(賃金 ⇔ 労働ね!)
俺たちの時代はさ、
座ってりゃ給料もらえる、黙ってりゃ給料あがる、そんな年功序列でもないしさ、
成果主義が浸透してきて、頑張った分給料があがっていくって時代になってきたよ。
おっさん、おばさんたちはそんなバブル時代を見てきてるから、
まず仕事に対する考え方は、我々若者とは全然違うぜ。
でもそんな人のことなんかどうでもよくて、
自分ががんばったご褒美だと思って、一応給料のカラクリだけでもざっくり知っておこう。
額面(総支給額)
よくさ、「お前、額面いくら?」とか「えっ、手取りでそんなもん?」とか聞くよね?
まず額面っていうのは、いわゆるコミコミの金額で給与明細には総支給額って書かれる金額のこと。
(例)
・基本給
・住宅給
・扶養給
・残業手当
・営業手当
・出張手当
・・・などなど、とりあえずもらう金額のこと。
ちなみに初任給っていうのは、これらのうち毎月決まってもらえる
固定給だけ表記されていて、残業代とか出張手当とかそういう変動的なのは含まれてないよ。
だから、リクナビの募集要項見比べて、
「固定給が高い会社=トータルの給料が高い会社」
っていうのは、あながち間違ってはない。
①まずは独身、固定給20万円のケース
②次は独身、固定給25万円のケース
③一応、独身、固定給30万円のケース
手取り
っていうことで、1か月がんばった分の成果が、
一旦、総支給額ということで給与明細には表示されて、
そこから社会保険(健康保険、厚生年金)、住民税、所得税というものが引かれていくのさ。
で、この諸々ひかれた後の金額のことを一般的には「手取り」と言われていて、
ざっくりだけど、総支給額の7~8割くらいがみんなの財布に入るわけさ。
例えば、固定給20万円で残業20時間がだと、
額面27万円、手取り21万円くらいで、
一人暮らし予定の人は、そこから家賃払ったり、メシくったり、デート代だしたり、、、
えっ、こんなんでやってけんの!?って感じじゃない!?
うん。みんな社会人1年目はマジかっつかつだよ。
実は住民税って、1年目は引かれなくて、2年目から引かれるんだけど、
そしたらなおさら手取りが減っていくわけさ。
そうするとどうするかっていうのは、カンがいい人は気づいたと思うけど、
変動的な残業代を稼ぐために、残業しまくるってわけ。
これが生活残業と言わてるんだけど、日本の会社が残業が多いのは、
みんなどうせ残業しまくるから、固定給は低めに設定しておけばいいでしょ!
っていうことでそうなってるんだよね。
ブラックなんちゃらっていうのは、本当は払わなきゃいけない残業代も
違法を承知で、従業員に支払わず、安く済ませてるってわけ。
そうするとみんなカツカツじゃん?でも生活費かかるじゃ?だから会社やめれないじゃん?
会社の思うツボだよね?
ちょっと脱線したけど、そういうことで、諸々ひかれたのが手取りのこと。
賞与(ボーナス)
ボーナスっていうのは、あって当たり前なところがあるんだけど、
実は会社は出してもいいし、出さなくてもいいのが法律のきまり。
つまりは会社によって支給額が変わるってことね。
大体の会社は「固定給×年?か月」っていう感じで、
多くは年間4か月っていうのが多いから、
固定給:20万円×4か月=80万円が年間のボーナス。
これを夏と冬の2回にわけて支給するので、1回40万円くらいになるってこと。
また、ボーナスにも総支給額と手取りっていう概念があって全部財布に入るわけじゃない。
これも7~8掛けくらいで考えておけばいいよ。
①まずは独身、固定給20万円のケース
②次は独身、固定給25万円のケース
③一応、独身、固定給30万円のケース
年収
ま、給料の仕組みって大体こんな感じかな。
もちろん他に手当があるかもしれないし、
賞与の月数も違うと思うけど。。。
これで年収400万円台ってことは、
どれだけ年収1,000万円まで道のりが長いかって、
なんとなく想像つくよね。
①まずは独身、固定給20万円のケース
②次は独身、固定給25万円のケース
③一応、独身、固定給30万円のケース
また次の機会に、「年収1,000万円 vs 年収800円」とか給料の話でもするわ。
結局、いくらもらおうが、
どれだけ手元に残って、どれだけ自由に使えるのが気になるじゃん!?
イージー給与計算
【イージー給与計算】
http://e-kyu.com/muryou/kyuyomeisai.html
今回、手取り調査で使ったのがこのサイトだよ。
控除の金額は、健保組合や住民税、所得税等、
実際の金額と多少前後する部分はあるけど概ね正しい。
自分の給料いくらくらいかなって調べたいときはマジ便利!
(ボーナスとかも調べられるよ)
何が言いたいって
一人暮らしだと、結構カツカツだよ。
振り返ってみると俺自身もそうだったし。
今考えると、少ない手取りの中からでも
株だったり、色んな財テクしておけばよかったなって
反省以上に後悔が残ってる。
なんならボーナス全部株に突っ込んでおけば、
倍々チャンスにできたなとも思うし。
金は命より重い。。。ざわざわ
財テクの話もまたするのでブログ見てね!