みんなおつかれー、えもんです。
今日は、「ふるさと納税はやらないと損だよ!」ってよく聞くけど、「なんかよくわかんない」っていう人向けに書こうかなと。
ふるさと納税とは
来年の住民税の前払いのこと。また、その前払いした住民税が返戻品にかわること。
もちろん、「地方活性化のため、任意の自治体へ・・・。自治体は、納税者の希望に応じた施策を・・・。」っていう小難しい定義はあるんだけど。
結局、ふるさと納税するとどんなメリットがあるかっていうと、ざっくりこの2つ。
・払った分だけ来年の住民税が減額される
・払った分の返礼品を受けられる
ふるさと納税の具体例
男性、会社員、年収500万円、家族構成:専業主婦、子供1人
まず、ふるさと納税っていうのは、無限にできるわけではなくて、寄付上限額っていうのが決まってるんだ。
この人の場合は、54,825円が上限で、満額実施した場合はこうなる。
XX市に、54,825円を寄付
【返礼品】
XX市から、54,825円の返礼品をGET
(実際には、54,825円の3~4割相当分の品物)
【住民税】
・2,000円:そのうち2,000円分は今住んでいる自治体へ納税される。
・52,825円:残りの分が、来年の住民税から控除される。(←これを住民税の前払いと俺は言っている)
※実際のイメージはこんな感じ。便宜上、住民税の金額は仮で20,000円とする。あと、住民税は6月から翌年の5月までが単位になるので、あくまでイメージね。
【ふるさと納税前】
年月 | 2021年1月 | 2021年2月 | 2021年3月 | 2021年4月 | 2021年5月 | 2021年6月 | 2021年7月 | 2021年8月 | ・・・ |
住民税 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | ・・・ |
【ふるさと納税後】
年月 | 2021年1月 | 2021年2月 | 2021年3月 | 2021年4月 | 2021年5月 | 2021年6月 | 2021年7月 | 2021年8月 | ・・・ |
住民税 | 15,431円 | 15,431円 | 15,431円 | 15,431円 | 15,431円 | 15,431円 | 15,431円 | 15,431円 | ・・・ |
なんとなくイメージついたかな。
住民税が安くなるといえば安くなるんだけど、結局前もって納税した分が控除されているだけなので、ただの前払いだよね。
お金がない人にとっては、一番最初に始める時の5~6万円が痛いと思うんだけど、2年目以降は気持ちを切り替えて、今年の住民税が浮いた分で来年はどこにふるさと納税して返礼品をもらおうかな、なんて考えられるようになるからふるさと納税用の軍資金は必ず貯めておこう。
一番お得な返礼品は?
数年前までは、どうせ控除されて終わりだった住民税が、お金やモノに変わるんだって言って、自治体がこぞって金品だったり、ipadだったり出品して競争が激化していたんだけど。
今となっては、ふるさと納税を開始した本来の趣旨とは異なるっていうんで、金額換算すると、3割相当分のご当地名産だったり、観光チケットくらいしかもらえなくなったんだよね。
というわけで、結論から言うと、今となってはオイシイ返礼品がないっていうのは事実。
なので、俺の場合は、毎年、お米・水・ビールに絞ってるよ。
どうせスーパーで買うことになるもので、日持ちもするって考えたらこの辺が鉄板だよね。
あぁ、ティッシュとかもありだね!
一方、肉や海産物だと、冷凍庫の中がかさばるし、果物は日持ちしないし。。。
いやぁ、今まで無駄に税金として消えていたお金が、お米やビールに大変身するっていうんだからこんなウマイ話はないよね。
ってな感じで、これといってほしいものがあればそれを選べばいいし、なきゃないで、どうせ買うであろう食料品や日用品を選べばいいだけの話。
楽天ふるさと納税が一番お得!!
最後に、「じゃあ、どうやってふるさと納税すればいいの?」っていう話をして終わろうかな。
※2020年12月時点の俺の場合
結論からいうと、「楽天ふるさと納税×マイナポイント」がめちゃくちゃお得。
・楽天マイナポイント:楽天カードで2万円以上の買い物をすると、5,000円分のポイント付与
・楽天ふるさと納税:納税額×6倍が楽天ポイントとして付与
なので、例えば60,000円分のふるさと納税をしたとすると、
①返礼品:お米30kg、ビール(麒麟グリーンラベル)2ケース(350ml、48本)をGET
②住民税:2,000円を除く、58,000円分が来年の住民税から控除
+α(楽天の恩恵分)
③マイナポイント:5,000円分GET
④楽天ポイント:4,650円分GET
もう、最高。
③と④だけでも、さらに約1万円分の買い物もできる!
まぁ、世間はコロナ不況とか言われているし、俺の会社もボーナス減額の影響も受けているので、これくらい恩恵は受けないとなというのが率直な感想。
しかも年末年始のGo To Travelキャンペーンも中止だっていうんだから、この余波がどこまで及ぶかは計り知れないよね。
自分は恩恵受ける一方で、地方にもお金が回るわけだし、ポジティブにとらえよう。
↓もしちょっとでも気になったら、一度自分の目で見てみて!!
何が言いたいって
今まで自動的に上納されていた税金が、モノやポイントに生まれ変わるっていうんだからこんなおいしい話はないよね。
ただ、もちろん賛否両論があるのも事実。
自分が住んでいる自治体の行政サービスを利用しながら、ポイント目的で他の自治体へ納税するっていうことは、ある意味フリーライダーと言われても否定はできない。
確かに考えるところは大いにある。。。こういう乞食野郎のせいで、しかるべき場所に税金が回らなくなるという批判もあるだろう。
しかしながら、みんなはどう思う?
ふるさと納税やってる?
ってな感じで、来年度分のふるさと納税もそうだし、マイナポイントとの組み合わせもまだまだ間に合うから絶対オヌヌメ!!