みんなおつかれー、えもんです。
ラガーマンの飲み会で、よく「お前、バッファロー!!」
って言い合ってる光景があるんだけど、
その「バッファロー」についての話。
学生時代、ニュージーランドに留学しててさ、
その時クラブチームに所属してたんだよね。
日本だと、試合に負けると監督とかコーチが急にキレ始めて、
よし、反省練習だ!とかいって根性練習が始まるじゃん!?
でも、ニュージーランドではさ、
クラブチームにはクラブハウスというものが必ずあって、
そこで必ず飲み会が始まるんだよね。
アフターマッチファンクションってことで、
相手チームも一緒になって、ただ談笑するだけなんだけど
お互いを称えあうただただ素敵な時間なんだよな。
俺はニュージーランドでもロトルアっていう
マオリ族が多い町に住んでいたこともあり、
そのアフターファンクションで、
ホームチームの方がハカを披露するっていうことが多くてね。
今となっては人生の宝物でしかないわ。
日本でラグビーやってるときってさ、
なんかやらされてる感がぬぐえなくてさ、
ラグビーが楽しいスポーツっていう感覚があんまりなかったのは事実。
でも、ラグビー大好きなメンバーが集まって、
ラグビーやって、酒飲んで、めちゃくちゃ楽しかったなぁ。
人生でいつに戻りたいって言われたら、
間違いなく、あのニュージーランドでラグビーしていた時だもんね。
っていう、長い前置きはさておき。
試合終わってさ、みんなでお酒飲んでたんだけど、
俺は何にも知らないからさ、普通に酒飲んでるんだよ。
そしたら、急に「お前、バッファロー!!」って言われてさ、
一気飲みしろっていうんだよ。。。
何のことかと思ったら、
グラスは右手で持っちゃいけないっていうルールがあるらしいんだ。
そこで初めてバッファローという存在を知ったんだけど、
グラスを持つのは左手、右手は必ず握手するために空けておかなければいけなかったらしい。
なんでも、右手でグラスを持つと、
牛の蹄のように、手が冷たくなって握手するときに相手に失礼だから
というのが理由らしい。
それ以降、グラスは必ず左手で、
そして脇に抱えるように持ってたのが懐かしいわ。笑
まぁ、それも10年くらい前の話だからさ、
そんなこと忘れて、俺も普通に右手で持つようなったんだけど。
最近、日本のラガーマンたちとお酒飲んでると、
そのバッファロールールが何故か浸透していて笑
急にバッファローコールがかかるようになったんだよね。
たぶん日本でも外国人選手が増えたり、
オーストラリアやニュージーランドにラグビー留学した子たちが、
現地から持ち帰ってきたのが徐々に広がってきたんだろうな。
で、そのバッファローなんだけど、
コールをかけるときは、右手でグラスを持っている人を指さして、
「お前、バッファロー!」って言っちゃいけなんだ。
なぜなら相手を指さすこと自体も失礼にあたるので、
指さした人もバッファローの餌食にあうっていうルールもあってさ。
そう、何が言いたいって、
この前ラグビー部の飲み会で、ついバッファローしてしまったんだが、
コールをかけてきた相手が俺に指さして言ってきたので、
それも反則だよ、とバッファロー返しをしてやった!
というしょうもない話でした。。。
何が言いたいって