みんなおつかれー、えもんです。
今日は面接官に好印象を与えるための、ちょっとしたアドバイスをご紹介。
突然だけど、まず俺がパナソニックの面接で通ったときの話をしようかな。
「面接官2:学生4人」のグループ面接だったんだけど、最後に自由時間3分間与えますので、皆さんで考えて自由に使ってくださいという難題が出たのよ。
みんなそれぞれ質問をしてもいいし、みんなで話し合うだけでもいいし、ほんとになんでもいいですよっていうんだけどさ、同じ学生とはいえ面接で初めて出会った名前も出身も全然しらない奴らじゃない!?
おいおい、かなりの無茶ぶりなぁと思いつつ。。。
結論から言うと、みんなでチアをやって、最後に「Go!パナソニック!」ってやったら普通に通過した。
面接官もさ、1日何十人の面接をやってるんだけど、後にも先にも面接でチアをやったのは初めてだったと思うし、あの年の面接といえば「Go!パナソニック!」というくら面接官にかなりの印象を残せたと思う。
まず、その展開になった背景としては、面接のお題が「学生時代を象徴するモノを一つもってきてください」だったのよ。
で、俺はニュージーランドにラグビー留学して、レギュラーを勝ち取った時ユニフォームを持参して、その4人の中に1人チアをやってる女の子がいて、その子もチアのユニフォームをもってきてたのね。
まぁ、俺はラグビーやってきたのでコミュニケーションは人一倍ありますとアピールをしてたから、最後の難題が出た時は、すかさず4人の中でマウントポジションをとって、みんなでチアをやろうと打診。
「場を取りまとめたリーダーシップ」「みんなを巻き込んだコミュニケーション」「留学してたから英語が得意」「大学も早稲田」...と、結果的にいろんなプラス要素が合わさって通過できたと今振り返れば思う。
どうでもいい自慢話だけど、面接に臨む上での3つの魔法の言葉を紹介するわ!
何が言いたいって、面接官に好印象を与えるために何が一番大切かって「学生らしさ」なのよ。
俺も採用担当するようになって思うけど、社会人経験もない学生からフレッシュさを除いたら何にも残らないからね。
若くて、元気で、この会社で頑張ってくれそうだなぁとか一緒に働いてみたいなぁって思わせることができたら勝ちさ。
1.はい!(返事)
まずは、嘘みたいだけど、ほんとの話!これは鉄板!
学生らしく元気よく「はい!」しかも声は少し大きめに!
やっぱり面接って緊張するしさ、集団面接だと周りの学生のことも気になるよな。。。
でも、まずは、学生らしくフレッシュに「はい!」って言っておけ。
2回いったけど、それくらいまじ鉄板!
最近の学生はなんか元気ないなーくらいに思ってる社会人が多いからさ、これだけでもかなりのプラスポイント。
特に、かわいい子やイケメンなら3割増しくらい加点要素。
かわいい子に、笑顔で「はい!」って言わたら、「はい!内定!」が鉄板だし、それだけで内定が大きく近づく基本中の基本。(俺なら次の面接に進める笑)
真面目な話、弊社は第一志望ですか?って聞かれたら、元気よく「はい!」って答えるんだぞ。
冗談でも、迷ったり、いや第一志望群ですとか言ってはいかん。
結構いるんだよ、そこは「はい!」って言っておけばいいのに、躊躇するやつが。。。
それはもったいない、自分からチャンスを潰してる。。。
2.えー(頷き)
次は、「えー」っていうやつ。
これできる学生はほとんどいないから、集団面接とかだとこれで一気に好印象を与えられるし、他の学生とも差別化できるぞ。
何の話かっていうと、相手の話に頷くときは、必ず「えー」「えー」と言うだけ。
別にどこでもいいんだけど、今度社会人が打ち合わせしてるシーンとか、電話で話してる時に出くわす機会があったらよ~く聞いてみな!
「はい、はい」とか「うん、うん」って言っている人もいるんだけど、最も汎用的は言葉がこの「えー」っていうやつ。
普通に大学生と会話してても、「えー、えー」って言われると普通に引き込まれるんだよね。笑
ということで、これも好印象につながるから覚えておいた方がいいよ。
覚えておいた方がいいというよりかは、使えるようにしておいた方がいいよ。
なので、返事は「はい!」、頷きは「えー」だからな。
3.なんでも頑張ります!
「もし弊社に入社して、~君の希望の部署に配属されなかったらどうしますか?」みんなならなんて答える?
俺だったら「なんでも頑張ります!」っていう話。
ぶっちゃけ会社なんてさ、メーカーで言えば「モノを作る人」と「売る人」がいれば回るじゃん。
でも規模が大きくなると、そんなわけにもいかないし、営業マンだけいても、経理がいないとお金の管理ができないし、IT技術とかも学んでいかないと時代の流れにもついていけないし、ライバル企業にも絶対勝てないし。
だから会社っていうのは、分業制を敷いて、いくつもの部署を設けたり、専門分野に特化したり、それぞれの役目を果たすことで組織として成り立っているわけさ。
ただ「なんでも頑張ります!」って言ってもあまり説得力がないので、正確に言うと「なんでも挑戦してみたいです!」という方が正解。
「色々な部署での経験を積むことでバランス感覚を身に着けていきたい」
「営業で売り上げた数字が、経理の部署ではどのように処理がされているのか」
「またその数字が最終的にどのように税務署へ申告されているのか」
「財務の部署において、どのように株主へ説明されているのか」
「現場ではどのように製品がつくられているのか」
例を挙げればキリがないんだけど、「自分が長くこの会社に勤め、将来的に上に立つことを想像すると、広い視野と様々な経験が必要なことは、まだ社会人になっていない学生の私でも大切に思います。」これくらい言えれば全然OK!
でも会社もオールラウンダーばっかり育成していっても、スペシャリストも育成しないとライバル企業にも負けることはあるから、人事異動をあんまりしない会社もあったりするけど、日本の会社は未だジェネラリスト志向が強いので、文系出身者の場合は色々挑戦してみたい系のアピールが強い!
ということで、俺が採用担当して思うのは、素直に「なんでもがんばります!」とか「なんでも挑戦してみたいです!」ってアピールしたほうが面接官に好印象を与えるってこと。
別に面接で配属部署が決まるなんてことないから心配するな。
営業大変だよ!?って葉っぱかけられても、とりあえず頑張ります!って言っておけ。
新卒の就活なんて、一生に一度だ!ふぁいと!!
何が言いたいって
色々書いたけど、面接は「縁」っていうし、確かにそれも事実なのは事実。
ただ、どんな面接官が出てきても今回紹介した3つは、どれも共通して大事な表現だから覚えておいても損はないぞ。
まず、自分から面接に落ちる理由を作らないことが大切だから。
ベストを尽くしたけど、面接で落ちてしまった経験を踏まえて「面接は縁だから!」ってかっこよく後輩にアドバイスできるようになってくれ!